Chambertin Story’s blog

【ワイン情報版】ワインに少し興味ある方が知っておきたい知識

ラベルが読めるようになるシリーズ『Morey Saint Denis(モレ サン ドニ)』

今回は

どの村の」=「モレ サン ドニ村

を紹介していきます。

 

f:id:chambertin_story:20191020225917p:plain

 

今回紹介する『モレ サン ドニ』は、「ジュブレ シャンベルタン」と「シャンボール ミュジニー」の間に位置する村です。

 

 そのため「ジュヴレ・シャンベルタンの力強さ(男性らしさ)」と「シャンボール・ミュジニーのエレガンス(女性らしさ)」を兼ね備えていることも一つの魅力です。

  

f:id:chambertin_story:20191020223801p:plain

写真掲載元『https://www.luc-corp.co.jp/pdf/04Morey%20St%20Denis.pdf

 

 

非常に好立地かつ、優秀な造り手がいるにも関わらず、

隣接する両隣の村と比較するとワインの価格が低く、コート ド ニュイ随一のコスパをほこります。

 

そんな『モレ サン ドニ』を以下4点から紹介していきます。

 

 

①「AOCモレ サン ドニ」の概要

グランクリュ

③プルミエクリュ

④生産者

 

①「AOCモレ サン ドニ」の概要

  

一番広いのはピノ ノワールの畑であり、いくつかの区画にてシャルドネピノ ブランが植えられている。

グラン クリュは赤ワインのみとなっているが、白ワインにも非常に高いものも存在する

 

グラン クリュは5区画プルミエ クリュが20区画となっており、

合わせるとモレ サン ドニの6ほどを占める。

※ヴォーヌロマネを凌ぐ数字

 

1855年ラヴェル博士は「このワインに欠けているものは何もない」と記しており、

1936年にAOCに認定される

 

 

グランクリュ

■クロ ド ラ ロッシュ  

■クロ サン ドニ  

■クロ デ ランブレイ 

■クロ ド タール 

■ボンヌ マール  

 

③プレミエクリュ(主要) 

■モン リュイザン 

■レ ジュナブリエール

■オー シャルム

■レ ミラン

■クロ ソルベ

■レ ルショ

 

 

④生産者

ドメーヌ ポンソ

ドメーヌ  デ ランブレイ

ドメーヌ デュ ジャック

ドメーヌ ペロ ミロ

 ※生産者詳細は次々回以降説明していきます。

 

次回は

モレ サン ドニの特徴である「力強さ(男性らしさ)」と「エレガントさ(女性らしさ)」についてどういった背景から生じるか紹介していきます。

 

 

最後まで読んでいただき有難う御座いました。

また次回

 

飲んでみたシリーズ『LA PINETA(ラ・ピネタ)』

ラ・ピネタ

『LA PINETA』

f:id:chambertin_story:20191017224104p:plain

 

今回飲んだのは『LA PINETA』

 

イタリア トスカーナで作られているワイン。

ぶどうはピノ・ネロ(ピノ・ノワール

 

正直、、めちゃくちゃ美味しい。。

ピノ・ノワール芳醇な香りスッキリした味わい。。

若くして飲んでも、十分美味しいけど、熟成させたらまた落ち着きが出て、良さが出そう。

イタリアにピノ・ノワールイメージがなかったから本当にびっくりした。めちゃくちゃ綺麗なガーネット色。

f:id:chambertin_story:20191018005655j:image

 

 

いや、もうこれは0が4つは間違いなくいってるでしょ、、と思ったのですが、

値段を見ると、なんと8624(AMAZON1本あたり価格)

これはめちゃくちゃお得だなと。

 

私が飲んだ5000円から1万円のワインで確実にトップクラス。

非常に満足にいく1本でした。

 

こんな美味しいが、誰がどのようにして作っているかを簡単に書いていきます。

 

まずワインの概要が以下となります。

 

【概要】

ワイン名: La Pineta(ラ・ピネタ)
原産地呼称: I.G.T トスカーナ

生産者:ポデーレ・モナステロ(オーナー:アレッサンドロ・チェライ氏)
生産初年度: 2006年
生産数(年): 875本
ブドウの種類: 100% PINOT NERO
生産地: カステッリーナ キャンティ
標高: Mt. 495
土壌: 石灰質土壌
仕立て: Guyot
植樹比率: 5900(1ha)
樹齢: 5 年
収穫: 35 Ql(1ha)
収穫時期: 9月前半
作業温度: 26°
マロラクティック発酵: 実施
苗木の種類: バリック・アリエ  (100% new)
樽内熟成: 12か月
瓶内熟成: 7か月

 HPより抜粋『http://www.poderemonastero.com/wines/

  

【ポイント】

トスカーナピノ・ノワールが向かないと言われていた

・ロマネコンティの苗木家を呼び、さらにロマネコンティの畑で栽培される最上のピノノワール苗木「777クローン」を入手

・昼夜の寒暖差が大きく局所的に冷涼なミクロクリマに植え、何から何まで拘り尽くした
・全イタリアワインの中から選出する『ヴェロネッリ誌』※1最も重要な賞イルソーレに選ばれしワインは全イタリアワイン中10本のみ※2

ヴェロネッリ誌とは

f:id:chambertin_story:20191017235923p:plain

※1:MOT!WINE HP『https://mot-wine.mottox.co.jp/new_wine2/1602261H.html#top

※2:TUSCANY HP『https://www.tuscany.co.jp/blog/archives/4722

 

 

【生産者】

ポデーレ モナステロ

シャトー ラフィット ロートシルトとのジョイントヴェンチャーで誕生したロッカ ディ フラッシテッリの醸造長を務めるアレッサンドロ・チェライ氏が自ら経営するワイナリー。キャンティクラシコ地区の中心、カステッリーナ・キャンティにチェライ一族が所有する土地の中から分与されたのを機に、自らのワインづくりに着手。土地の特性からピノ・ノワールでのワイン造りに挑戦します。

トスカーナワインではあまり使われないこの品種から、いかにして最高のワインを造るか。そのために、世界最高のピノ・ノワールといわれるロマネ・コンティの苗木家のペピニエール・ギョーム氏に地質調査を依頼。その結果、ロマネ・コンティと同じ最上のピノ・ノワールのクローン777を提供してもらいます。

初ヴィンテージの2006からすでに高い評価を集める「ラ・ピネタ」、そしてカベルネ・ソーヴィニョンとメルローブレンドによる「カンパナイオ」。サッシカイアの生みの親と知られる名醸造家ジャコモ・タキス氏からは「イタリアの明日のスター」と絶賛されるなど、今後ますます注目を集めるに違いない造り手です。

TUSCANY HP『https://www.tuscany.co.jp/products/list104.html 

 

次はぜひ「カンパナイオ」を飲んでみようかな。

 

 

FIN

 

【猫好き必見】かわいい猫のワインラベル編Ⅰ

ラベルが読めるシリーズ番外編Ⅰ 猫ラベル

 

ワインのラベルは非常にこだわったデザインが多いなーと思っております。

 

その中でもかわいい猫🐈のラベルのワインが多くあります。

(私が猫好きなので目につくだけかもしれませんが。。。)

 

今回は猫ラベルで特に気にいっているものを2つ紹介していこうかと思います。

 

①Nein Lives

②Mie Ikeno 

 

 

①Nein Lives

f:id:chambertin_story:20191014164712p:plain

 【Nien Lives HPより抜粋】『https://www.regalwine.com/producer/nein-lives/

 

なかなか衝撃的なラベルですね。。

 

Nein Livesはドイツ語で直訳だと『命はない』という意味になるみたいです。

f:id:chambertin_story:20191014164931p:plain

 

Nine Livesの間違いじゃないかなと調べてみたけど、どうやら違うみたいです。

※下記のようなことわざもあるので、こっちかなーと思ったのですが。。

f:id:chambertin_story:20191014165415p:plain

 

ホームページでラベルのデザインと名前の背景を調べてみると、

ワイナリーに住み着いていた子猫が昔ブドウ園用トラックとぶつかった際にかすり傷一つなく助かったエピソードを称えて(称賛して)作成したようです。(猫は無事なようです。。。よかった)

 

The name & various label designs are given in honor of and admiration for the little cat who lives at the winery, who was once hit by the vineyard truck, surviving the episode without a scratch.

【Nien Lives HPより抜粋】『https://www.regalwine.com/producer/nein-lives/

 

なので、Nein Livesの意味合いとしては、『いや、生きてる(生きるんだ)!!』的な解釈になるのかなと思ってます。 

 

 

ちなみにラベルのタイプとしては現状3種類あるようです。

どれも甲乙つけがたいですが、個人的には真ん中のが一番好きですね。怖いもの知らずというか。

(昔自分も同じことをして親にめっちゃ怒られた記憶があります。私のときは自転車のカギでしたが。)

兎にも角にもどれも可愛いくて、部屋にボトル飾りたくなりますね。(本当に可愛い)

 

f:id:chambertin_story:20191014171441p:plain     f:id:chambertin_story:20191014171551p:plain    f:id:chambertin_story:20191014171707p:plain

 

 

ワインの概要についても簡単に紹介しておきます。

生産地:ラインヘッセン地方(ドイツ)

ブドウ:リースリング100%

味わい:しっかり熟してはいるが、糖分は控えめなリースリングから作られることによりフレッシュで活気のある(酸)が特徴

— a fresh & lively wine made from healthy Riesling
grapes that are physiologically ripe but still relatively low in sugar.

 

ちなみに、日本でどこで売ってるのか気になって調べたのですが、見つけられませんでした(すいません)。Nine livesなら見つかったのですが、別物のようです。

(これはこれで猫のラベルで可愛く、ワインとしても高評価でした)

 

もしどこで売っているか、ご存じの方いたら是非教えてほしいです。自分ももし見つけたら、ブログに追記します。

 

f:id:chambertin_story:20191014170530p:plain

【Nien Lives HPより抜粋】『https://www.regalwine.com/producer/nein-lives/

 

 

②Mie Ikeno

f:id:chambertin_story:20191014180456p:plain

Mie IkenoさんのHPより抜粋「https://www.mieikeno.com/domaine-mie-ikeno#

 

ラベルの形が山の形(八ヶ岳?)をしており、上品な猫が描かれている

 

ドメーヌ ミエ・イケノ栽培・醸造責任者である池野美映さんが、「2006年の秋、開墾前初めて訪れたときにたくさんの猫の足跡があったことから」※1畑の名前を「猫の足跡畑」会社名を「Les pas du chat(レ・ヴァ・デュ・シャ)※2とされた。

※1 Mie IkenoさんのHPより抜粋「https://www.mieikeno.com/domaine-mie-ikeno#

※2 Les pas du chat」=「猫の足跡」 

f:id:chambertin_story:20191014181731p:plain

Mie IkenoさんのHPより抜粋「https://www.mieikeno.com/domaine-mie-ikeno#

 

ワインの概要についても簡単に紹介しておきます。

生産地:山梨県小淵沢町_八ヶ岳裾野丘陵地(日本)

ブドウ:ピノ・ノワール/メルロー/シャルドネ(3種類のワイン)

 

特徴

f:id:chambertin_story:20191014182657p:plain

Mie IkenoさんのHPより抜粋「https://www.mieikeno.com/domaine-mie-ikeno#

 

 

こちらは、日本産ワインということで日本国内でも手に入ります。

ただ非常に人気でオンラインショップでは全て売り切れとなっております。

以下販売店を紹介しておきます。

 

仙台  錦本店

千葉  いまでや千葉本店/千葉エキナカ

東京  東急百貨店 渋谷本店・渋谷東横店・吉祥寺店
    伊勢丹新宿店
    いまでや銀座
神奈川 東急百貨店 たまプラーザ店
山梨  リゾナー八ヶ岳

京都  ワイングロッサリー
    ジェイアール京都伊勢丹

※時期により売り切れもあり

 

自分はリゾナー八ヶ岳にて、「ピノ・ノワール」と「シャルドネ」を飲んできたのですが、どちらも非常に美味しくもっと色んな日本のワインを飲んでみたいと思いました。

※リゾナー八ヶ岳では、少量単位から楽しめる仕組みがありました。また宿泊者でなくても利用できるので、近くに行った際には是非寄ってみてください。

 

f:id:chambertin_story:20191014183907p:plain

f:id:chambertin_story:20191014183957p:plain

  

f:id:chambertin_story:20191014175756p:plain

 

念のため、リゾナー八ヶ岳のHPも以下載せておきます

https://risonare.com/yatsugatake/restaurant/wine-house/

 

 

以上、【猫好き必見】かわいいの猫ラベル編Ⅰでした。

また気になるラベルがあったら、ブログにも書いていこうと思います。

 

これも紹介して!というものがあればコメント頂ければ幸いです。

 

よろしくお願いします。

 

 

 

ラベルが読めるようになるシリーズ『Domaine Denis Mortet(ドメーヌ・ドニ・モルテ)』

今回は

誰の」=「ドメーヌ・ドニ・モルテ(Denis Mortet)

を勉強していこうと思います。

 

Domaine Denis Mortet

ドメーヌ・ドニ・モルテ

 

f:id:chambertin_story:20191012123204p:plain

 

 

==歴史== 

ドニ・モルテは相続したわずかな畑で、1991年からワイイ作りをはじめる。

あのブルゴーニュの神様アンリ・ジェイエからも教えをうけた。

土地を買い増しながら、90年代半ばには最高評価を受ける生産者の一つとなる。2006年に当主ドニが自殺したものの、息子アルノーがその名前を残して継承。

父の濃厚なスタイルとは違い、自然派に傾倒しており、濃密で優雅なスタイルを目指す。

『斎藤研一ワイン生産者ガイド抜粋』 

 

==特徴==

 ドニ・モルテが所有する畑は、グラン・クリュのシャンベルタンとクロ・ド・ヴージョ、他4つのプルミエ・クリュなどを含む約11ha。テロワールを表現するのはブドウが全て」という信念の下、化学肥料などは用いない有機栽培を実施しています。ブドウ樹は、根を地中深く伸ばすために1ha当たり1万本という高い植樹率を保持。樹齢は一貫して高く、村名でも樹齢20年〜50年、一部は樹齢80年を超えています。また、醸造ではワインに苦味、青臭さが付くことを避けるため100%除梗するなど、シャルル氏の代から受け継がれる独自のこだわりを持ったワイン造りを行っています。

こうして造られるワインは、「ブドウのポテンシャルを最大限に引き出しつつ、エレガントでテロワールに忠実なワインを造りたい」とアルノー氏が語る通り、ジュヴレ・シャンベルタンらしい明確な大地の薫りと充実した果実味を持ちながら、優雅で、フィネスに富んだスタイル。近年では、フランスで最も権威あるワイン評価誌「レ・メイユール・ド・ヴァン・ド・フランス」において堂々の2ツ星生産者を獲得。父・ドニ氏が亡き後も、ジュヴレ・シャンベルタンのスタードメーヌとしての名声と地位を維持し続けると共に、着実に新たな時代を築いています。

エノテカonline引用』


==ラベル==

 

f:id:chambertin_story:20191012122807p:plain

 

 

次回は

「どの村の」「モレ・サン・ドニ(Moray saint Denis)の」を勉強していきます

 

 

最後まで読んでいただき有難う御座いました。

また次回

 

ラベルが読めるようになるシリーズ『Domaine Claude Dugat(ドメーヌ・クロード・デュガ)』

今回は

誰の」=「ドメーヌ・クロード・デュガ(Domaine Claude Dugat)の

を勉強していこうと思います。

 

Domaine Claude Dugat

ドメーヌ・クロード・デュガ

 

f:id:chambertin_story:20191012115018p:plain


 

 

==歴史== 

ジュブレ=シャンベルタン村で6世代を重ねる栽培農家で、5代目となる現当主クロードが1982年から元詰め。

農耕馬の復活などいち早く有機栽培を導入する一方、ワインは濃密な現代的スタイル。

所有畑は6haと小規模であることから、特級畑のグリオットは地方屈指の高値となった。

2002年には小友たちはジブリオットの商標でネゴシアンを始めた。

『斎藤研一ワイン生産者ガイド抜粋』 

 

==特徴==

 ブルゴーニュでパーカー100点満点を獲得している数少ない生産者の一人

 

グラン・クリュは、シャペル/シャルム/グリオット・シャンベルタンの3つ。3つ合わせても0.72ヘクタール

※【参考】ロマネ・コンティの畑:1.8ha

 

クロード・デュガは、伝統的な方法を重んじる

農耕機械では、土を踏み固め、ブドウを傷つけてしまいかねませんが、農耕馬の復活で、ごく自然に近い状態での作業を実現

極端に低い収穫量を達成するために、重い剪定を行います。(18hl/ha)

収穫量を抑えることで、結実したブドウにエキス分を集中させ、豊かな味わいになる

4年ごとに天然肥料を使用し、自然的な栽培をし、収穫は100%手摘みで行われます。 

ブドウは、プレスした後、発酵前に2日間休ませてから発酵を行います。発酵はコンクリートタンク。自然酵母を用いて2週間行います。その間できるだけ穏やかにエキス分を抽出するため、櫂入れを行います。 

その後、フランソワ・フレール社の樽で熟成を行います。グラン・クリュは100%新樽で18か月、村名で50%新樽、50%1年落ちの樽で12~18か月です。ワインは全て、無濾過で瓶詰めされます。 


==ラベル==

 

f:id:chambertin_story:20191012115400p:plain

f:id:chambertin_story:20191012115511p:plain



 

 



次回は

「誰の」「ドメーヌ・ドニ・モルテ(Denis Mortet)の」を勉強していきます

 

 

最後まで読んでいただき有難う御座いました。

また次回

 

ラベルが読めるようになるシリーズ『Domaine Trapet Pere et Fils(ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フェス)』

今回は

誰の」=「ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フェス(Domaine Trapet Pere et Fils)の

を勉強していこうと思います。

 

Trapet Pere et Fils

トラペ・ペール・エ・フェス

 

f:id:chambertin_story:20190930230825p:plain



 

 

==歴史== 

1868年から6世代に渡ってジュブレ=シャンベルタンにてワインを栽培する農家で、所有する13haのうち大半が特級と1級という資産家。

一時期低迷していたものの、現当主ジャン=ルイが1996年からビオディナミ栽培を実践するなど品質改善を遂げた。

2002年からは当主夫人の実家から相続したアルザスも手掛ける。

同村にあるロシニョール・トラペは1990年に相続分割により設立されたもの

 

==特徴==

上記でも記載したように1996年からビオディナミを導入して自然を最大限に尊重したワイン作りをしている。収穫は全て手摘みである。

 

ビオディナミ農法
英語読みでは「バイオダイナミクス」と呼ばれるビオディナミは、土壌や植物、生物はもちろん、天体の動きまでも反映した独特な栽培方法として知られています。
ビオディナミ農法では、「播種(はしゅ)カレンダー」という星の位置などを記した種まきカレンダーを使用します。
ビオディナミ農法が独特といわれるのは、自然素材由来の肥料を利用するところです。例えば、牛糞やタンポポなどを牛の角や腸に詰め、土中で寝かせたものを肥料として活用します。

 

またジャン=ルイは下記様に述べている。

ビオディナミにおいて、人間の役割は葡萄が安定して育つように支えて
あげることが大事で、畑仕事と選別をしっかりやれば、あとは葡萄が勝手に良いワインになるように働いてくれる。」

 

==ラベル==

 

f:id:chambertin_story:20190930230422p:plain

 

f:id:chambertin_story:20190930230522p:plain



次回は

「誰の」「ドメーヌ・クロード・デュガ(Domaine Claude Dugat)の」を勉強していきます

 

 

最後まで読んでいただき有難う御座いました。

また次回

 

ラベルが読めるようになるシリーズ『Pierre Damoy(ピエール・ダモワ)』

今回は

誰の」=「ピエール・ダモワ(Pierre Damoy)の

を勉強していこうと思います。

 

PIERRE DAMOY

ピエール・ダモワ

f:id:chambertin_story:20190924231250p:plain

 

==歴史== 

 1930年代にジュリアン・ダモワ氏により創業されました。
一時期軽いワインを作っている時期もありましたが、4代目のピエール・ダモワ氏が1992年に当主となってからは、果実味溢れる芳醇で力のあるワインを造るようになり、ドメーヌの名声がさらに高まった。

 

==特徴==

 所有する畑の95%がジュブレシャンベルタンで、その中でもシャンベルタン=クロ=ド=ベーズシャペル=シャンベルタンのほぼ半分を所有している(シャンベルタンも一部保有

所有する区画の75%がグランクリュ、、、

 

単独所有するジュブレシャンベルタン=クロ=タミゾは、平均樹齢は70年

 

栽培方法はリュット・レゾネをしており、厳しい剪定方法で収穫量を抑えている。

ブドウ自体の品質の向上を図り、果実味溢れる芳醇で力のあるスタイルとなっている。

※リュットレゾネとは、できる限り農薬の量を減らし、環境に最大限配慮したうえで必要最小限度の農薬を使用する栽培方法です。


また収穫をあえて遅らせることで酸を抑え、凝縮された果実味が特徴である。

 

==ラベル==

 

コレクションしたくなるような、洗練したデザイン

 

f:id:chambertin_story:20190924234115p:plain

f:id:chambertin_story:20190924234359p:plain

 

f:id:chambertin_story:20190924234806p:plain



次回は

「誰の」「ドメーヌ・トラペ(Trapet)の」を勉強していきます

 

 

最後まで読んでいただき有難う御座いました。

また次回