ラベルが読めるようになるシリーズ『Domaine Claude Dugat(ドメーヌ・クロード・デュガ)』
今回は
「誰の」=「ドメーヌ・クロード・デュガ(Domaine Claude Dugat)の」
を勉強していこうと思います。
Domaine Claude Dugat
ドメーヌ・クロード・デュガ
==歴史==
ジュブレ=シャンベルタン村で6世代を重ねる栽培農家で、5代目となる現当主クロードが1982年から元詰め。
農耕馬の復活などいち早く有機栽培を導入する一方、ワインは濃密な現代的スタイル。
所有畑は6haと小規模であることから、特級畑のグリオットは地方屈指の高値となった。
2002年には小友たちはジブリオットの商標でネゴシアンを始めた。
『斎藤研一ワイン生産者ガイド抜粋』
==特徴==
ブルゴーニュでパーカー100点満点を獲得している数少ない生産者の一人
グラン・クリュは、シャペル/シャルム/グリオット・シャンベルタンの3つ。3つ合わせても0.72ヘクタール
※【参考】ロマネ・コンティの畑:1.8ha
クロード・デュガは、伝統的な方法を重んじる
農耕機械では、土を踏み固め、ブドウを傷つけてしまいかねませんが、農耕馬の復活で、ごく自然に近い状態での作業を実現
極端に低い収穫量を達成するために、重い剪定を行います。(18hl/ha)
収穫量を抑えることで、結実したブドウにエキス分を集中させ、豊かな味わいになる
4年ごとに天然肥料を使用し、自然的な栽培をし、収穫は100%手摘みで行われます。
ブドウは、プレスした後、発酵前に2日間休ませてから発酵を行います。発酵はコンクリートタンク。自然酵母を用いて2週間行います。その間できるだけ穏やかにエキス分を抽出するため、櫂入れを行います。
その後、フランソワ・フレール社の樽で熟成を行います。グラン・クリュは100%新樽で18か月、村名で50%新樽、50%1年落ちの樽で12~18か月です。ワインは全て、無濾過で瓶詰めされます。
==ラベル==
次回は
「誰の」=「ドメーヌ・ドニ・モルテ(Denis Mortet)の」を勉強していきます
最後まで読んでいただき有難う御座いました。
また次回