Chambertin Story’s blog

【ワイン情報版】ワインに少し興味ある方が知っておきたい知識

飲んでみたシリーズ『LA PINETA(ラ・ピネタ)』

ラ・ピネタ

『LA PINETA』

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今回飲んだのは『LA PINETA』

 

イタリア トスカーナで作られているワイン。

ぶどうはピノ・ネロ(ピノ・ノワール

 

正直、、めちゃくちゃ美味しい。。

ピノ・ノワール芳醇な香りスッキリした味わい。。

若くして飲んでも、十分美味しいけど、熟成させたらまた落ち着きが出て、良さが出そう。

イタリアにピノ・ノワールイメージがなかったから本当にびっくりした。めちゃくちゃ綺麗なガーネット色。

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いや、もうこれは0が4つは間違いなくいってるでしょ、、と思ったのですが、

値段を見ると、なんと8624(AMAZON1本あたり価格)

これはめちゃくちゃお得だなと。

 

私が飲んだ5000円から1万円のワインで確実にトップクラス。

非常に満足にいく1本でした。

 

こんな美味しいが、誰がどのようにして作っているかを簡単に書いていきます。

 

まずワインの概要が以下となります。

 

【概要】

ワイン名: La Pineta(ラ・ピネタ)
原産地呼称: I.G.T トスカーナ

生産者:ポデーレ・モナステロ(オーナー:アレッサンドロ・チェライ氏)
生産初年度: 2006年
生産数(年): 875本
ブドウの種類: 100% PINOT NERO
生産地: カステッリーナ キャンティ
標高: Mt. 495
土壌: 石灰質土壌
仕立て: Guyot
植樹比率: 5900(1ha)
樹齢: 5 年
収穫: 35 Ql(1ha)
収穫時期: 9月前半
作業温度: 26°
マロラクティック発酵: 実施
苗木の種類: バリック・アリエ  (100% new)
樽内熟成: 12か月
瓶内熟成: 7か月

 HPより抜粋『http://www.poderemonastero.com/wines/

  

【ポイント】

トスカーナピノ・ノワールが向かないと言われていた

・ロマネコンティの苗木家を呼び、さらにロマネコンティの畑で栽培される最上のピノノワール苗木「777クローン」を入手

・昼夜の寒暖差が大きく局所的に冷涼なミクロクリマに植え、何から何まで拘り尽くした
・全イタリアワインの中から選出する『ヴェロネッリ誌』※1最も重要な賞イルソーレに選ばれしワインは全イタリアワイン中10本のみ※2

ヴェロネッリ誌とは

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※1:MOT!WINE HP『https://mot-wine.mottox.co.jp/new_wine2/1602261H.html#top

※2:TUSCANY HP『https://www.tuscany.co.jp/blog/archives/4722

 

 

【生産者】

ポデーレ モナステロ

シャトー ラフィット ロートシルトとのジョイントヴェンチャーで誕生したロッカ ディ フラッシテッリの醸造長を務めるアレッサンドロ・チェライ氏が自ら経営するワイナリー。キャンティクラシコ地区の中心、カステッリーナ・キャンティにチェライ一族が所有する土地の中から分与されたのを機に、自らのワインづくりに着手。土地の特性からピノ・ノワールでのワイン造りに挑戦します。

トスカーナワインではあまり使われないこの品種から、いかにして最高のワインを造るか。そのために、世界最高のピノ・ノワールといわれるロマネ・コンティの苗木家のペピニエール・ギョーム氏に地質調査を依頼。その結果、ロマネ・コンティと同じ最上のピノ・ノワールのクローン777を提供してもらいます。

初ヴィンテージの2006からすでに高い評価を集める「ラ・ピネタ」、そしてカベルネ・ソーヴィニョンとメルローブレンドによる「カンパナイオ」。サッシカイアの生みの親と知られる名醸造家ジャコモ・タキス氏からは「イタリアの明日のスター」と絶賛されるなど、今後ますます注目を集めるに違いない造り手です。

TUSCANY HP『https://www.tuscany.co.jp/products/list104.html 

 

次はぜひ「カンパナイオ」を飲んでみようかな。

 

 

FIN