Chambertin Story’s blog

【ワイン情報版】ワインに少し興味ある方が知っておきたい知識

超高級ワイン 国別ランキング(旧世界)~格付けワインも登場~

皆様

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

 

早速ですが、

毎年年始に放送されている格付けで今年も高級ワインが出ておりました。

1本"100万円のワイン"と1本"5,000円"のワインを比較する企画。

f:id:chambertin_story:20200103005601p:plain



その際100万円のワインとしてでていたのが、

 

シャトー・ラトゥール 1959』

f:id:chambertin_story:20200103004224p:plain

※ラベル写真は1958年のもの

言わずとしれた超高級ワイン。

フランスの5大シャトーの一つで歴史も非常に長いワイン。

 

ちなみに2019年以前は以下となっております。

2019年 シャトー・ムートンロートシルト 1959

2018年 シャトー・ペトリュス 1995

2017年 シャトー・オーブリオン 1928

2016年 シャトー・ラフィットロートシルト 1923

2015年 モンラッシェ(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)2004

2014年 ラターシュ(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)2005

2013年 シャトー・ラトゥール 1949

2012年 ヴォーヌロマネ1級「クロパラントゥー」(アンリジャイエ) 1994

2011年 モンラッシェ(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)2000

2010年 シャトーペトリュス 1990

 

見事にフランスワイン、それも"ボルドー"と"ブルゴーニュ"のワインのみ。

やっぱり超高級ワインはフランスなのかなーと思わせます。

 

逆にフランス以外の高級ワインにはどんなものがあるのか気になったので、

今回はそこについて調べていきたいと思います。

 

こちらのサイトを元にランキングは記載しております。(大手ワイン相場サイト)

Wine-Seacher (https://www.wine-searcher.com/)

ワインサーチャーはワインに関する究極のサーチエンジンです。ワイン商やワイナリーだけでなく、ワイン通、一般のお客様、投資家、ワイン販売会社、あるいは単なる情報検索目的の方まで、幅広い皆様にご利用いただけます。取扱業者96,433件の価格表と10,865,054種の商品がデータベース登録されています。

 

今回はヨーロッパ圏内(旧世界)において、

価格が上位3つのワインについて調べていきたいと思います。

 

【イタリア】
1位

モンフォルティーバローロ リゼルヴァ DOCG [ジャコモ・コンテルノ]

【平均価格:¥135,422

f:id:chambertin_story:20200103103244p:plain

 

ジャコモ・コンテルノのワイン

"ブドウが不作の年はワインも生産しない"というポリシー

1934年に生産されて以来、「ジャコモ・コンテルノ」のシンボルともいわれている「バローロリゼルヴァ・モンフォルティーノ」は、条件をクリアした収穫年のみ生産されています。

こうしたポリシーによって、「ジャコモ・コンテルノ」のワインの質の高さは世界中に知られることになりました。バローロワインの最高峰としての質が世界のワイン市場で評価されるだけにとどまらず、バローロの歴史をすべて語る銘柄として「ジャコモ・コンテルノ」のワインは神話のレベルにまで到達しています。

drageeサイト引用(https://www.dragee.co.jp/fs/dragee/c/gr746

 

2位

バルバレスコクリケット・パイエ DOCG [ロアーニャ] 

【平均価格:¥89,996

f:id:chambertin_story:20200103105355p:plain

ロアーニャのワイン

100年以上変わらない『バルバレスコ

樹齢50年以上の葡萄しか使わない。
ヴェッキエ・ヴィーニュは樹齢80年以上。
ロアーニャでしか味わえない芯のある ワイン。
アタックではなく中間からアフターを楽しんで欲しい。

TERRA VERTサイト引用(https://terravert.co.jp/winery/italia/piemonte/roagna/

 

3位

バローロ・レ・ロッケ・ディ・カスティリオーネ・ディ・ファレット [ブルーノ・ジャコーザ] 

【平均価格:¥86,886】 

 

f:id:chambertin_story:20200103110628p:plain

 

ブルーノ・ジャコーザのワイン

畑と醸造における伝統に敬意を払うという、単純にして明瞭な哲学の下に造られる確固たるスタイルを持ったワインは、バローロロマネ・コンティ」「イタリアの5大シャトーの1柱を為す」と称賛されます。

エノテカ サイト引用(https://www.enoteca.co.jp/item/list?_producer=1160

 

 

 

 

【スペイン】

1位

テソ・ラ・モンハ

【平均価格:¥119,739

f:id:chambertin_story:20200103113036p:plain

 

テソ・ラ・モンハ

テソ・ラ・モンハはワイナリーが所有する畑の中でも、最上のポテンシャルを持つ1.8haの単一畑から生み出されます。樹齢は120年以上の自根葡萄。収量は、低収量で知られるアラバスタの更に約半分、5hl/haとなります。

各ワインに1本ずつナンバリングが刻印され、ファーストヴィンテージである2008ヴィンテージの「001」番はスペイン国王が所有しております。

Vintners サイト引用(http://www.vintners.co.jp/spain/toro/teso-la-monja/

 

2位

ラ・ファラオナ [デスセンディエンテス・デ・ホセ・パラシオス] 

【平均価格:¥114,840

f:id:chambertin_story:20200104010420p:plain

※参考写真としてビエルソ・ラ・ファラオナの写真を掲載

 

デスセンディエンテス・デ・ホセ・パラシオス

急斜面・高樹齢のブドウ・顕著なテロワールという3条件が整っていたビエルソの地を選び、「香気ゆたかで強烈な味わいがあるが、デリケートで独特な品質をそなえる」

ez-Wineサイト引用(http://racines.co.jp/?winemaker=descendientes-de-j-palacios) 

 

3位

ピングス リベラ・デル・ドゥエロ [ドミニオ・デ・ピングス] 

【平均価格:¥99,566

 

f:id:chambertin_story:20200103132928p:plain

 

リベラ・デル・ドゥエロのワイン
泥質に石や岩の混じる土壌に植えられた平均樹齢60年というテンプラニーリョの古樹から手作業で収穫し、1本の樹からわずか500gのブドウを厳選し使用するといった徹底したワイン造りを行っています。今やレアワインとなった「ピングス」は1995年のファーストヴィンテージにしてロバート・パーカー氏がスペインで始めて100点満点をつけた逸品です。

ワイングローサリー サイト引用http://www.winegrocery.com/fs/winegrocery/c/1106 

 

 

 

 

 

ポルトガル

1位

グラハム ヌ・ウーブリトゥニーポート 

【平均価格:¥766,271

f:id:chambertin_story:20200103150306p:plain

 

グラハム ヌ・ウーブリトゥニーポートとは

2014年、シミントン家が保有していた3樽のうち1樽がボトリングされ、限定(656本限定)製造されました。シミントン家にとって記念すべき1882年ヴィンテージであり、グラハム家へのオマージュを込めてスコットランドにその起源を持つ

グラハム家の家訓『ヌ・ウーブリ「忘れないで」の意』と名付けられました。

ワイングローサリー サイト引用(https://www.pieroth.jp/ne-oublie-special-offer1882.html?sl=ja

 

2位

テイラー・フラッドゲート リミテッド エディション 1863 シングルハーヴェスト ポート

【平均価格:¥392,357

 

f:id:chambertin_story:20200104013702p:plain

 ※写真はテイラー・フラッドゲートの別ヴィンテージのワイン

  

テイラー・フラッドゲート&イートマン
高名なワインの専門家で、ロンドンのクリスティーズのワイン部門のディレクターでもあるマイケル・ブロードベントM.W.は1992年、同社の300周年記念によせて、次のように書いています。
「私の中でテイラーは至高の位置を占めている。私はしばしばテイラーをラトゥールになぞらえてきた。その力強い個性、たくましさ、長い歳月を生き抜いていく素質と可能性。そして、そのワインの性質にあたかもラトゥールを思わせるような力強さを与えているのが、他の追随を許さないテイラーの個性である。

ワイングローサリーサイト引用(http://www.winegrocery.com/fs/winegrocery/c/203

 

3位

テイラー・フラッドゲート サイオン ビンテージ ポート

【平均価格:¥339,476

 

f:id:chambertin_story:20200104013950p:plain

 

 

 

 

 

【ドイツ】

1位

シャルツホーフベルガー・リースリング・ベーレンアウスレーゼ [エゴンミュラー]

【平均価格:¥1,486,069

 

f:id:chambertin_story:20200103152521p:plain

エゴン・ミュラーのワイン

世界最高の白とも白ワインのロマネ・コンティとも称えられるワイン

「シャルツホーフベルガー」はオルツタイルラーゲと呼ばれている、5つの特別単一畑の一つとして、例外的にブドウ畑名だけで表示される特別な畑である。

ドイツワインガイドサイト引用(https://watanose111.wixsite.com/-deutscher-wein-/untitled

 

 

2位

プリュム ヴェーレンナー・ゾンネンウァー リースリング・トロッケンベーレンアウスレーゼ[ヨハン・ヨゼフ] 

【平均価格:¥571,971

 

f:id:chambertin_story:20200103153521p:plain

 

 

ヨハン・ヨゼフのワイン

ヨハン・ヨーゼフ・プリュムは、モーゼル御三家」と称される、モーゼルを代表する銘醸生産者です。1842年に、プリュム家の先祖がヴェーレンとツェルティンゲンの真南の斜面の畑に有名な日時計を造ったことから、銘醸畑の一つ「ソンネンウーア(日時計)」と名付けられました。

繊細さと純粋さが際立つ、モーゼルリースリングの見本ともいうべきワインは、常に安定した品質で国際的にも高い評価を受け、1996年にはドイツで最も権威のあるワイン評価本「ゴー・ミヨ誌」で最優秀生産者に選出されるほどの実力派なのです。

 ワイングローサリーサイト引用(http://www.winegrocery.com/fs/winegrocery/c/gr3795

 

3位

グラーハー・ヒンメルライヒリースリング・トロッケンベーレンアウスレーゼ[ヨハン・ヨゼフ] 

【平均価格:¥476,690

 

f:id:chambertin_story:20200104014542p:plain

 

 

 

 

 

【フランス】

1位

アルマン・ド・ブリニャック エースオブスペーズ'ミダス・ブリュット' 

【平均価格:¥2,701,436

 

f:id:chambertin_story:20200104011752p:plain

 

アルマン・ド・ブリニャック

世界著名な評論家やソムリエたちが集結して、ブラインドテイスティングにて評価が下される「100 Best Champagne For 2010」においてドンペリニヨンなど一流のシャンパーニュたちを抑えてアルマンドブリニャックは世界ランキング1位を獲得。これはまさにビッグサプライズであり、世界に衝撃を与えた。このランキングによってアルマンドブリニャックの人気はさらに不動のものとなった。
アルマンドブリニャックは、シャンパーニュの創造期革新者が持つスピリッツ「情熱と想像力」を表現すべく創られた「見ること、持つこと、味わうこと、全ての喜びを詰め込んだ最上級シャンパーニュ」です。

コルカサイト引用(https://corka.jp/list/armand_de_brignac/)

 

2位

ロマネ・コンティ グランクリュ[ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ]

【平均価格:¥2,249,602

 

f:id:chambertin_story:20200103180843p:plain

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ

世界で最高のワイン製造業者とされており、そのワインは世界で最も高価なワインの一つである。醸造所の名は所有する最も有名なワイン畑ロマネ・コンティからつけられた。

 

3位

ミュジニー グラン・クリュ [ドメーヌ・ルロワ] 

【平均価格:¥1,955,045

 

f:id:chambertin_story:20200103181627p:plain

 

ドメーヌ・ルロワ
数あるブルゴーニュのドメーヌの中でも、別格の品格と存在感を放つ名門
ロバート・パーカーから100点満点を受けるワインを次々と産み出すブルゴーニュ至高の一流生産者「ルロワ」。ワインにかける情熱とあくなき探究心を持ち続け、テロワールを忠実に表現した最上のワインを産み出す、偉大な造り手です。

 

 

以上旧世界の高額ワインでした。

 

やはりフランスワインが高額になるものが調べていても多くはありましたが、

ドイツには100万超えのワインが存在したり、ポルトガルにも70万ほどのワインがありました。

 

値段が全てではないのですが、超高級ワインを見るとなんでこんなに高いんだろう、どんな味がするんだろう、誰が飲むんだろうと妄想の迷子になりそうになります。

 

一度は飲んでみたいなと思うのと同時に、飲む機会が訪れたときにその味が判る(味も知識的にも)ようになっていたいですね。

 

次は新世界の超高級ワインを調べてブログ書きますので、

その際はよろしくお願いします。

 

良ければ励みになりますので、こちらもお願いします。


お酒・ドリンクランキング