Chambertin Story’s blog

【ワイン情報版】ワインに少し興味ある方が知っておきたい知識

ラベルが読めるようになるシリーズ『Domaine Trapet Pere et Fils(ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フェス)』

今回は

誰の」=「ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フェス(Domaine Trapet Pere et Fils)の

を勉強していこうと思います。

 

Trapet Pere et Fils

トラペ・ペール・エ・フェス

 

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==歴史== 

1868年から6世代に渡ってジュブレ=シャンベルタンにてワインを栽培する農家で、所有する13haのうち大半が特級と1級という資産家。

一時期低迷していたものの、現当主ジャン=ルイが1996年からビオディナミ栽培を実践するなど品質改善を遂げた。

2002年からは当主夫人の実家から相続したアルザスも手掛ける。

同村にあるロシニョール・トラペは1990年に相続分割により設立されたもの

 

==特徴==

上記でも記載したように1996年からビオディナミを導入して自然を最大限に尊重したワイン作りをしている。収穫は全て手摘みである。

 

ビオディナミ農法
英語読みでは「バイオダイナミクス」と呼ばれるビオディナミは、土壌や植物、生物はもちろん、天体の動きまでも反映した独特な栽培方法として知られています。
ビオディナミ農法では、「播種(はしゅ)カレンダー」という星の位置などを記した種まきカレンダーを使用します。
ビオディナミ農法が独特といわれるのは、自然素材由来の肥料を利用するところです。例えば、牛糞やタンポポなどを牛の角や腸に詰め、土中で寝かせたものを肥料として活用します。

 

またジャン=ルイは下記様に述べている。

ビオディナミにおいて、人間の役割は葡萄が安定して育つように支えて
あげることが大事で、畑仕事と選別をしっかりやれば、あとは葡萄が勝手に良いワインになるように働いてくれる。」

 

==ラベル==

 

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次回は

「誰の」「ドメーヌ・クロード・デュガ(Domaine Claude Dugat)の」を勉強していきます

 

 

最後まで読んでいただき有難う御座いました。

また次回

 

ラベルが読めるようになるシリーズ『Pierre Damoy(ピエール・ダモワ)』

今回は

誰の」=「ピエール・ダモワ(Pierre Damoy)の

を勉強していこうと思います。

 

PIERRE DAMOY

ピエール・ダモワ

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==歴史== 

 1930年代にジュリアン・ダモワ氏により創業されました。
一時期軽いワインを作っている時期もありましたが、4代目のピエール・ダモワ氏が1992年に当主となってからは、果実味溢れる芳醇で力のあるワインを造るようになり、ドメーヌの名声がさらに高まった。

 

==特徴==

 所有する畑の95%がジュブレシャンベルタンで、その中でもシャンベルタン=クロ=ド=ベーズシャペル=シャンベルタンのほぼ半分を所有している(シャンベルタンも一部保有

所有する区画の75%がグランクリュ、、、

 

単独所有するジュブレシャンベルタン=クロ=タミゾは、平均樹齢は70年

 

栽培方法はリュット・レゾネをしており、厳しい剪定方法で収穫量を抑えている。

ブドウ自体の品質の向上を図り、果実味溢れる芳醇で力のあるスタイルとなっている。

※リュットレゾネとは、できる限り農薬の量を減らし、環境に最大限配慮したうえで必要最小限度の農薬を使用する栽培方法です。


また収穫をあえて遅らせることで酸を抑え、凝縮された果実味が特徴である。

 

==ラベル==

 

コレクションしたくなるような、洗練したデザイン

 

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次回は

「誰の」「ドメーヌ・トラペ(Trapet)の」を勉強していきます

 

 

最後まで読んでいただき有難う御座いました。

また次回

 

ラベルが読めるようになるシリーズ『Gevray=Chambertin(ジュブレ=シャンベルタン)』

今回は

どの村の」=「ジュブレ・シャンベルタン村

を紹介していきます。

 

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ブログの名前の由来でもあるジュブレ=シャンベルタン

初めて飲んだときなんて美味いお酒があるんだと感動!!、、、と言えればかっこよかったのですが、最初の印象はそうではなかったです、、

 

香りは最初からすごい好きだなと思ったのですが、味についてはボルドーのより苦くなくて、少し酸味あるけど飲みやすいかな、、、??ぐらいでした。

 

ただこれは運が良かったのですが、その後もジュブレ・シャンベルタンを飲む機会に何度か恵まれ、飲んでいるうちに、気づいたら好きになってました。(名前がかっこいいっていうのもあったんですかね)

もしかしたらもっと勉強して、飲んでいけばもっとハマるのかな?もっと好きになるのかな?とか思ったりしてます。

 

、、、不思議なお酒です。

 

今回はそんな思い入れのあるジュブレシャンベルタンについてです。

 

 

 

①「AOCジュブレ・シャンベルタン」の概要

グランクリュ

③プルミエクリュ

④生産者

 

①「AOCジュブレ・シャンベルタン」の概要

 

ジュブレ・シャンベルタン村で作られたワインがAOCジュブレ・シャンベルタンとして認められている。

 

認められているのは、赤ワインのみでブドウの品種はピノ・ノワールである。

 

グランクリュは9区画、プルミエクリュが25区画と非常に評価が高いワインが多いAOC

 

ナポレオンが愛したワインとしても有名である。

 

グランクリュ

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■リュショット・シャンベルタン  3.5ha

■マジ・シャンベルタン  9ha

■クロ・ド・ベーズ 15ha

■シャンベルタン 13ha

ラトリシエール・シャンベルタン  7.5ha

■シャペル・シャンベルタン 5.5ha

■グリオット・シャンベルタン  2.7ha

■シャルム・シャンベルタン  31ha

 

③プレミエクリュ(主要) 

■レ・カズティエ  

■クロ・サン・ジャック

■ラヴォー・サン・ジャック

■レ・コルボー

■クロ・プリウール

■プティト・シャペル

 

 

④生産者

アルマン・ルソー(Armand Rousseau)

ピエール・ダモワ(Pierre Damoy)

ドメーヌ・トラペ(Trapet)

ドメーヌ・クロード・デュガ(Claude Dugat)

ドメーヌ・ドニ・モルテ(Denis Mortet)

 

次回は

「誰が」=「ピエール・ダモワ(Pierre Damoy)が」を勉強していきます

 

 

最後まで読んでいただき有難う御座いました。

また次回

 

ラベルが読めるようになるシリーズ『Fixin(フィサン)』

今回は

「どの村の」=「フィサン村」

を勉強していこうと思います。

 

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①「AOCフィサン」の概要

②1級クリマ

 

AOCフィサン」の概要

南隣にはジュブレ=シャンベルタン村があり、

フィサンの村名AOCだけでなく、1級AOC(赤ワイン)を生産するクリマ(区画)が12ある。

 

 

以下2つの村が作られたワインがAOCフィサンとして認められている。

フィサン村

ブロション村(一部)

※上記生産範囲のワインはコート=ド=ニュイ=ヴィラージュを名乗ることもできる

 

ブドウ品種は以下通り

赤 : ピノ・ノワール(99ha)

白 : シャルドネ(4ha)

 

上質のフィサンワインは芳香が際立つ。

また熟成することでより膨らみのある味わいになる。

 

 

 

②1級クリマ

 

フィサン村

 

クロ・ド・ラ・ぺリエール

ラ・ぺリエール

クロ・デュ・シャピトル

エルヴレ

クロ・ナポレオン

アルヴレ

レ・スショ

レ・メクッス・バ

レ・ヴィラージュ

オー・シューゾ

 

ブロション村

クロ・ド・ラ・ぺリエール

キュー・デュ・アラン

 

 

次回は

「ジュブレ・シャンベルタン村について」勉強していきます

 

 

最後まで読んでいただき有難う御座いました。

また次回

 

飲んでみたシリーズ『Il Pumo Primitivo(イル・プーモプリミティーボ)』

イル・プーモ プリミティー

『Il Pumo Primitivo』

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サンマルツァーノのワインが飲みたく購入

 

プリミティーボらしいプラムやチェリーの香り

また、しつこくなく、スッキリ飲める味わい🍷

 

値段が1000円前後と信じられないくらいコスパ良し

→即ハウスワイン決定

 

家で日頃飲んだり、気軽に友達と飲む際には持参したい一品

 

vivinoの評価で★3.8

 

https://www.vivino.com/il-pumo-primitivo/w/2019358?ref=nav-search

 


ワインの基本情報

 


【ワイン名】

イル・プーモプリミティー

 

【国】

イタリア🇮🇹


【地方名】

プーリア


【地区名】

サレント


【生産者】

San Marzano

サン・マルツァーノ

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【品種】

プリミティーボ100%


【色】


【価格】

1000円前後

飲んでみたシリーズ『COLLEZIONE CINQUANTA(コレッツィオーネ・チンクアンタ)』

飲んでみたお酒🍷を記録兼紹介していこうと思います。

 

コレッツィオーネ・チンクアンタ

COLLEZIONE CINQUANTA』

 

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プリミティーボのワインを探していて発見


自宅とお店で2度ほど頂いた

 

非常に飲みやすく、ベリーの香りが芳醇で、気持ちよく酔いたいときにピッタリのワイン🍷


値段も3000円前後と非常にコスパ良し


日頃ワイン飲まない友達らからも美味しいと評判


vivinoの評価でなんと★4.3

※3000円以下のジャンルで人気N0.1

https://www.vivino.com/cantine-san-marzano-cinquanta-collezione/w/2459848?ref=nav-search

 

夏は少し冷やしてもスッキリ飲めて美味しいです

 


ワインの基本情報


【ワイン名】

コレッツィオーネ・チンクアンタ


【国】

イタリア🇮🇹


【地方名】

プーリア


【地区名】

サレント


【生産者】

San Marzano

サン・マルツァーノ

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【品種】

プリミティーボ40%

ネグロアマーロ60%


【色】


【価格】

3000円ほど

 

 

ラベルが読めるようになるシリーズ『Marsanny(マルサネ)』

今回は

「どの村の」=「マルサネ村」

を勉強していこうと思います。

※正しくはAOCマルサネ

 

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①「AOCマルサネ」の概要

②有名クリマ

 

①「AOCマルサネ」の概要

 1番の特徴は、赤、白に加えてロゼを産出しているアペラシオンであること。(ブルゴーニュで唯一)

 

ブドウ品種は以下通り

赤 : ピノ・ノワール

白 : シャルドネ

ロゼ : ピノ・ノワール、ガメイ

※稀にピノグリ、ピノブランを混ぜることもある

 

特級と一級の畑はなく、村名AOCのみとなっている。ただクオリティが高いワインも多く、14の畑を一級に申請中

 

以下3つの村が作られたワインがAOCマルサネとして認められている。

・マルサネ=ラ=コート村

・シュノーブ村

・クシェ村

 

②有名クリマ(一級に申請中の14クリマ)

オー・ジュヌリエール

シャン・ペルドリ

エス・クロ

クロ・デュ・ロワ

ロンジュロワ

アン・ラ・モンターニュ

レ・エシェゾー

ラ・シャルム・オ・プレートル

ル・ボワヴァン

レ・グラス・テッド

ル・クロ・ド・ジュ

サンジャック(一部)

レ・ファヴィエール

オー・シャンサロモン

 

次回は

「フィサン村について」勉強していきます

 

 

最後まで読んでいただき有難う御座いました。

また次回